代表メッセージ

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坊沢営農組合代表 長崎克彦

 平成14年に始まった183haの担い手育成基盤整備事業を契機に私たちは地域農家で生産組合立ち上げの構想を抱き、百回以上の協議を重ねながら現在の坊沢営農組合を平成19年に設立しました。

 当時の農政は「品目横断的経営安定対策」を利用した集落営農形態の選択もありましたが、直接農業法人にする方法を選びました。当地区でも農業にかかわっている多くの認定農家も含め、高齢化・後継者不足の中で農業経営をしているのが実情です。

 整備された農地を誰が守るのかという問題と、集落をいかに維持発展させるのかということは一体であり切り離しては考えられません。

 確かに農業の維持発展は国政が根幹ですが、できるだけ多くの集落民の力で知恵と力を出し、自分たちに合った未来に展望を持てる楽しい農業を今後とも展開してまいります。